窓断熱の効果は!?
社員の自宅を断熱リフォーム
先日、昨年6月に自宅の断熱工事をした弊社総務課の白井さんに寒い冬に暮らしがどのように変わったか聞いてみました。
白井さんのお宅は築23年、窓は単板ガラスで当時としては標準的な断熱レベルのお家です。今回の工事は玄関ドアと勝手口ドアを断熱仕様に交換、全ての窓にペアガラスの内窓を取り付けるというものでした。
果たして開口部だけのリフォームでどの程度、冬の寒さが改善されたのかというレポートです。
断熱リフォーム後の室内
LDKでは内窓の取り付けと勝手口ドアを断熱タイプに交換しました。
以前は窓の結露が酷かったのですが今は一切結露しなくなったそうです。また、勝手口の近くはまるで冷蔵庫のような冷たい空気が足元に溜まっていたそうですが今は全然感じなくなったとのことです。さらにストーブの周りから離れなかったワンちゃんも工事後は部屋の中を動き回るようになったそうです。
これは部屋の中の温度のムラが少なくなって全般に暖かくなったおかげだと思います。
内窓設置による表面温度の変化
弱点は『窓』
アルミサッシのガラス窓は空気の行き来は塞いでくれますがガラス1枚だと熱は逃げ放題です。つまり開口部が部屋全体の冷却装置になってしまっていたのです。
データでも冬に窓から逃げる熱は家全体の58%と言われています。その一番の弱点を塞いだおかげで部屋が暖かくなったことを体感できたのです。
個室や階段室、玄関ホールも同様の効果を感じることができたそうです。
窓の断熱の効果が今回の工事でも再確認できました。これからも自信を持って窓の断熱工事をお勧めできます。
-ORINAS MAGAZINE2025年3月号より-