時の流れ

先日高校の同窓会を開きました。

卒業生ほぼ3分の1にあたる120名あまりが参加しました。
卒業して40年以上経っても、15〜18歳の
多感な3年間を
一緒に過ごした友は特別です。
昔話に花を咲かせるうちに
一次会はあっという間にお開きに。

 

 

 

 

 

今年は還暦ということでそれぞれが人生の節目を迎えています。
ここで私は何度も実家の扱いについての相談を受けました。
ご両親が亡くなられて空家になってしまった実家を処分したいというものが
大半です。

彼らのほとんどが定年しても故郷に帰るつもりは無く今居るところで
生活を続けるということでした。

まさに人口流出の現場が目の前で起こっていました。

実家と離れて住む子供にとって税金や近隣への配慮等を考えると実家の維持は
結構負担が掛かります。
思い出の多い実家を手放すのも
やむを得ないと思いますし、
売却するなら早い方が有利です。

和歌山は人口の減少が早いためこれからもっと空家が出来てきます。
そのうち売ろうとしても買い手が居ないという状況になりかねません。

以上は悲観的な見方です。反面、和歌山ほど自然が豊かで歴史もあり
作物や新鮮な魚に恵まれたところはありません。

先月号のコラムで紹介したスペイン南部のアンダルシア地方は
和歌山と同じく半島の先端にあり産業としての立地には恵まれていませんが
世界的な観光地として賑わっていました。
和歌山も将来そのような環境になれば世界中の人が古民家の生活に憧れて
やって来てくれるのも夢ではないかもしれません。

最後に田辺市の中辺路町在住のタレントのイーデス・ハンソンさんが
ラジオのインタビューで語った言葉を紹介させていただきます。
「都会に近いってだけが便利やないでぇ。
 朝起きて外へ出たら
山並みが広がる
 景色が
見れるのも便利って言うんやでぇ。」
見事な逆転の発想です。

ーあんしんだより2019.11月号よりー

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