家籠りもまた良し

今年は新型コロナウィルスの感染拡大防止で夏休み工作教室を中止することになりました。
三洋メンテリフォーム時代から15年続けてきましたので誠に残念です。
代わりに手軽にできる工作のアイデアを動画にし、限定公開にしました。親子でチャレンジしていただければ幸いです。
コロナが収まればリアル工作教室も再開したいと思いますのでお楽しみにして下さい。

 

コロナでステイホームが言われ出した頃は、家に籠ることでストレスが溜まると言われました。しかし、最近では家にいることは悪いことばかりでないよという話を聞くようになりました。それは「我が家」を見直して快適な空間にしようという動きです。人間はあることが出来ないとなると今の条件で出来る楽しみを見つけて習慣にしてしまう能力があるようです。

北欧でインテリアデザインが発展したのは長い冬篭りの期間を楽しく過ごすためと言われています。部屋の中を見回せば、いつかやろうと思っていて手がつけれていなかったことがあるはずです。普段見慣れたカーテンを掛け替えたり、クッションカバーの色を変えたりと少しの工夫でも部屋のイメージがガラリと変わります。

幸い日本には四季折々に応じてしつらえを変えて季節感を楽しむ伝統があります。しばらくはウィズコロナで旅行など行きにくい状況が続きます。この機会に「我が家」をただ過ごす場所ではなく生活を楽しむ舞台として見直していただければ日々の暮らしももっと豊かに感じられると思います。

ーORINAS通信 9月号よりー

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